リーフで長距離(高速)
- こうき
- 2017年1月25日
- 読了時間: 4分

2016年4月に納車されて、
今までは関東一円しか使用していなかったリーフ。
充電し放題なら遠くへ行ってみたいと思っていましたが、
なかなか忙しくて行けませんでした。
しかし、2017年1月12日に突然の友達の訃報があり、
千葉から鹿児島へ行くことになりました。
今考えたら飛行機や新幹線の方が良かったと思いますが、
その時は混乱と情報不足から、
車と何かあった時の相棒(嫁)が必要と思い込み、
リーフで行くことにしました。

ルートは圏央道茂原長南インターからアクアラインを通り、
横浜町田から東名、新名神、山陽道、九州自動車道で行くルートです。
ナビで鹿児島の目的地を設定すると電気が足りませんと言われます。
ルート上でたどり着ける範囲内にある、
海老名サービスエリアの充電スポットを設定しました。
海老名に普通にいつも通りたどりつき昼飯食べながら充電して、
再びスタート。

時期的に混んでないし、
海老名は二台も急速が設置してあるので、問題なし。
充電もあっという間でした。
そして出発しようと電源を入れると、
再びナビが目的地に辿り着けないと警告される。
ルート上のスポットを検索するも近い所しか出てこないしかも高速上でない。
仕方なく携帯の充電スポットアプリで辿り着けそうな150キロ圏内くらいのサービスエリアを探す。
この時に思ったのが、
リーフのナビは高速での長距離を想定されていなくて、
次のインターやサービスエリアやパーキングの表示の部分に充電スポットマークが出てこない。
近くに来れば地図上のマークで確認できるが、
その次は何キロ先に充電設備のあるSAやPAがあるのか?が判りにくい。

親切なサービスエリアだとこんな表示が貼ってあるが、
全てには無い。
ナビにこの表示が出ないのは致命的。
しかし富士川サービスエリアを出てからもっと致命的なことに遭遇しました。
それは数時間内に大量の電力を使う高速走行下で急速充電を二回以上繰り返すと、
バッテリーの温度が急激に上がります。

レッドゾーンに行かないまでもほぼMAXです。
なるべく大人しく定速80以下で走っていると1メモリぐらいは下がりますが、
少しでも飛ばすとすぐ上がります。
これでは怖くて走れません。
これ以上は行かなかったのですが、
これ以上行くとセーフモードになって速度が出なくなるみたいです。
それも怖い。かなりストレスが溜まります。
そしてこの調子でなんとか九州の入り口まで辿り着きました。
その間(九州まで)の充電回数は10回を超えました。
しかも出来るだけシッカリ充電しないと航続距離が稼げないので、
30分シッカリ充電すると10回×30分で、
なんと!5時間!!
総走行距離の四分の一は走れる時間です。
結果的に時間内に辿り着けなくなると北九州に入ってから判断。
急遽、嫁とリーフを鳥栖(北九州)で置き去りにして、
新鳥栖から鹿児島まで新幹線で行きました。
結論。
リーフは急ぎで高速長距離は厳しいです。
鹿児島まで無理して走っても24時間はかかります。
(ガソリン車なら16時間で普通に行けます。)
下道を時間を気にせずに移動するなら良いと思います。
リーフを高速にて長距離で使うには。
高速使用時の急速充電は連続2回まで。
しかも80kmから100km定速。
という条件がつきます。
高速使っても千葉から大阪まで行って一泊。
大阪から山口か北九州で一泊。
それから鹿児島なら大丈夫だと思います。
決して遠くに行けないことはないし、
日常での不便さは無く、
ガソリン車よりも大きなメリットが沢山ありますが、
やはりリーフはまだまだロングレンジではガソリン車に勝てない部分が多く、
ショートレンジビークルだと思いました。
リーフで遠くに行くなら、
まず第一条件として時間にゆとりがないとダメですね。
今度は時間を作って下道を時間気にせず、
リーフでゆっくり旅をしてみたいと思います。
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